昨今、ファッション界隈において勢いが凄まじいAURALEE(オーラリー)。
その勢い故に、最近では即完売のアイテムも少なくありません。
しかし、一方で、2015年にデビューして10年弱の当ブランドには、もちろん過去にも大人気だったアイテムもいくつかあります。
本記事では、2016年からオーラリーを何点か買ってきている私が、過去に注目されていたアイテムであったり、人気のあったアイテムを紹介してみたいと思います。(2020年まで)
※あくまで個人的主観によるアイテムピックとなります。
2017SS
WASHED CORDUROY SHIRT JACKET "Blue"
まずは2017年春夏にリリースされた、ボタンレスのコーデュロイジャケットです。
春夏シーズンということで、サマーコーデュロイのようなイメージでしょうか、細畝のコーデュロイが採用されています。
カラー展開としてブルー以外にも、コーデュロイといえば定番であるベージュカラーもありましたが、ルックでも採用されていたこのブルーが圧倒的に人気で、どの店舗でも即完売していました。
2017AW
DOUBLE FACE CHECK ZIP BLOUSON "Gunclub Check"
続いて2017秋冬、一つ目はジップブルゾン。
しっかりとしたダブルフェイスのウールアウターで、身幅広め、着丈短めのボックスシルエットです。
シンプルながら、その生地の良さとシルエットで人気を博し、このシーズン以降も定番のアイテムとなりました。
カラーは、グレンチェック/ガンクラブチェックがあり、ガンクラブチェックの方が人気でしたね。
ちなみに当時の定価は58,000円(税抜)で、今の時代から考えると相当に安く感じてしまいます、、、
BRUSHED SUPER KID MOHAIR KNIT P/O "Turquoise Blue"
もう1点注目されたのがこのモヘアニット。
特に柔らかいとされる"スーパーモヘアキッド"が使われたこのニットは、その触り心地の良さ、そして色味も相まって、当時人気のアイテムでした。
写真の2色展開で、ブルーが人気でしたね。
2018SS
SILK SUMMER TWEED BLOUSON
2018春夏シーズンは何といってもこのサマーツイード素材。
いわゆるテーラードタイプのジャケットであったりスラックス、レディースでもスカートに同素材が使われていました。
中でもこのブルゾンは大変人気で、数年前までかなりのプレミア価格となっていました。
私も所有していた時期がありますが、ツイードといいつつ裏地は無いため硬さは皆無、本当にシャツのように着られます。
ポケットすらないデザインですが、比較的短丈で何にでも合う優秀なアイテムだと思います。
2018AW
SUPER LIGHT WOOL CHECK SHIRT
以下の記事でも触れたのが深くは言及しませんが、初めてオーラリーのチェックシャツで大きな話題となった逸品です。
2019AW
LIGHT FINX POLYESTER DOWN JACKET / VEST
2019秋冬シーズンはコレクションの場をパリに移したことで話題となりました。
そして、大注目はブランド初のダウンジャケットとダウンベスト。
しっかりとした厚みのあるダウンではありますが、オーラリーらしい絶妙な3色のチョイスが良いですね。
当時はこのダウンジャケット/ベストが多くの雑誌に取り上げられていました。
SUPER KID MOHAIR TIE DYE KNIT P/O
2017年から人気のモヘアニット。
相変わらずスーパーキッドモヘアを贅沢に使用し、更には職人が1枚ずつタイダイ染めをしているというこちら。
暗くなりがちは秋冬のインナーに、良い存在感を放ってくれます。
2020SS
WASHED FINX GRADATION DYED BIG BLOUSON
ルックにて使われたグラデーションが話題となった2020春夏シーズン。
写真はブルゾンですが、同色のシャツやコートもリリースされ、このシーズンを象徴するアイテムとなっていました。
2020AW
WOOL MAX GABARDINE HAND PAINTED SHIRTS
2020春夏シーズンがグラデーションで、2020秋冬は落ち着いてくるかと思いきや、そこで使われたのがこのペイントアイテム。
こちらもまたシーズンを象徴するかのように、カシミヤニットであったりパンツに使われていた柄です。
個人的にペイントアイテムが好きだったので欲しかったのですが、このシャツが5万円台、ニットが7万円台だったので泣く泣く諦めた記憶があります、、、
まとめ
オーラリーをデビュー当時から色々見てきている私が、あくまで個人的視点での人気アイテム・話題となったアイテムをピックアップしてみました。
今でこそ圧倒的な知名度を誇るオーラリーですが、実は過去をさかのぼっても、こういった"転売されてしまうほどの人気アイテム"があったわけですね。
とはいえ、さすがに過去の名作、昨今ではだいぶ値段も下がってきたので、私のように当時諦めていた人だったり、あるいは最近オーラリーを知って、"過去にこんな良いアイテムが!"と思った人は、是非とも二次流通での購入を検討してみたください。