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服好きの独り言

サイズ感に要注意?NEW BALANCE "1906L" レビュー。

2024年、ジュンヤワタナベマンxニューバランスのコラボスニーカーがリリースされると話題となり、その発売を心待ちにしている人も多かったと思います。

ところが、実際には当該コラボが発売される前に、インラインから同型のローファーがリリースされ、そちらにも当然注目が集まりました。

私も例に漏れず、ローファーが好きということもあり常々販売を注視していました。

そしてこの度、無事に購入に至ったので、レビューしてみたいと思います。

※結局のところ、ジュンヤマンの方も買ってしまいましたが、、、

New Balance "1906L"

当該商品の品番は1906Lです。

過去には1906Rや1906Nというモデルが発売されており、これらは2000年代のランニングシューズを再構築したモデルとされています。

さらに、1906という数字は、ニューバランスバランスが創業した1906年から名付けられた品番であり、特別なモデルともいえるでしょう。

そんな特別な番号1906が付けられた1906Lは、その名に恥じない素晴らしい一足だと個人的には思います。

価格

今回レビューするモデルに関しては、カラーが"Silver(シルバー)"であり、2024年9月19日に国内発売されました。

価格は税込19,800円

ニューバランスと言えば代表的なスニーカーが多々ありますが、代表的な990や996、1300や1400であれば35,000~36,000円と、比較的値段は張ります。

こういったスニーカーに比べれば、ややデザインが簡素化されているとはいえ、ハイテクなデザイン・仕様でアンダー2万円は安いかと思います。

外観レビュー

まずは正面から。

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アッパーはメッシュとなっており、伸縮性・通気性は抜群です。

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やや目立つこのNロゴが不要という人もいるようですが、私はデザインのアクセントとして肯定派です。

正面からはシンプルな印象を受けますが、サイドに移るとやはりハイテクスニーカーであることがうかがえます。

また、かかとには860V2のソールユニットがあるのが確認できますね。

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背面にはNBロゴ、サイドには型番(1906L)のロゴが入ります。

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個人的に、上の写真の斜め背面からのショットが好きです。

ソールはこんな感じ↓。

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もちろんタンもメッシュなので、"タンが固くて痛い"なんてことにならないメリットがある一方で、サイズが大きい(ゆるい)とうまくホールドはしてくれないのでは?とも感じます。

※そもそもローファーで大きなサイズを履くなという話ではありますが、、、

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やっぱりこう見るとけっこうボリューミーですが、靴の上半分はローファーかつミニマルなデザインなので、パンツとの合わせは意外とローテクスニーカーの雰囲気でいけます。

そして下半分はしっかりとハイテクなので履き心地は良し。

良い塩梅のハイブリッド感だと思います。

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サイズ感

さて、ローファーでは最も大事ともいえるサイズ感についてです。

私自身、ニューバランスは普段あまり履かず、履く場合はほぼほぼ990と2002のみですが、27cmを履いています。

問題は、私の環境ではこの商品が通販でしか買えず、試着が不可であったという点です。

普段私が革靴を選ぶ際は、ローファーはサイズダウンして購入するので、こちらに関しても0.5cm下げたサイズを選びました。

ということで普段27cmの私が26.5cmを選んだわけですが、サイズ感はやや小さいと感じました。

なんとなく履き口も広そうで、大き目のサイズ感を想定しており、大きい場合はインソール等々で調整するつもりでしたが、全くの杞憂でした。

むしろきついくらいで、普段通りのサイズ感を選ぶべきだったのでは?とすら思ってしまっています。

今やプレミア価格となり、店頭での試着というのは難しい状況にありますが、今後購入を検討している方は、普段と同サイズ、あるいはハーフアップサイズでもいいかもしれません。

大きい場合にはインソールやタンパッド等で調整できますしね。

履き心地

"履き心地"といった点は主観が入り、人それぞれ感性は違うのでしょうが、私個人としては非常に良いと感じました。

普段、こういった紐が無いタイプのスニーカーで良く履いているのが、バンズのスリッポンなのですが、それと比べると圧倒的に差がありますね。

もちろん、バンズは定価5,000円程度なのでその点も考慮すべきでしょうが、こちらはニューバランス、かつハイテクというのも相まって、ソール(フットベッド)のクッション性がまるで違います。

長時間履けば履くほど、その差が顕著になりそうです。

同じローファーというカテゴリでいえば、コンバースアディクトのワンスターローファーも最近購入し、履き心地は上々です。

しかしながら、そのワンスターローファーと比較しても、個人的にはこちらの方が良いと感じました。

実際には、双方ともにまだ長時間の着用はしていませんし、足にも馴染んでいないので、今後はその評価が変わってくるのかもしれませんが、今のところは1906L>ワンスターローファーですね。

今後発売予定のモデルについて

今回レビューしたモデル1906Lは現在、このシルバーのみ発売されていますが、今後は他カラーもリリースされるかと思います。

まず、次に発売されると予想されているのは以下のブラックです。

シルバーとはまた違った雰囲気で、こちらのカラーの方が"使い勝手"という点ではいいかもしれません。

価格はシルバーと同じ19,800円~22,000円といったところでしょうか。

シルバーの人気を考えると、こちらもおそらく争奪戦になるかと思われます、、、

続報に期待ですね。

総評

2024年に発売されたニューバランスの注目モデル、1906Lについてレビューしました。

ハイテクスニーカーに定評のあるニューバランスがリリースしたローファーということで、見た目は当ブランドらしいハイテク感があるものの、紐が無くアッパーのボリュームが抑えられていることで、ややローテク寄りに履くことができます。

ハイテクスニーカーが苦手で普段ほぼ履かない私ですら、完全に許容できるボリューム感です。

そしてその苦手なボリューム感を抑えつつ、履き心地は抜群、そして価格も約2万円と、個人的には"非常に素晴らしいスニーカー"であると感じました。

サイズ感には注意が必要ですが、今のところネガティブ要素は見当たらず、今後も展開されるようであれば積極的に購入を検討したいモデルだと感じました。

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