ナイキ、アディダス、バンズ、リーボック、、、
様々なスニーカーブランド(メーカ)がある中で、私が一番好きなのがコンバース。
24AWにリリースされた、コンバースアディクトのワンスターローファーも購入し、以下の通り当ブログで紹介してきました。
コンバースの中でも色々モデルがありますが、一番好きなのは何よりオールスター。
あのデザインはもう普遍的で、どんなファッションにでも合う万能なスニーカーだと思っています。
本記事では、DAIRIKUとのコラボによるコンバース"オールスター"をレビューしていきます。
DAIRIKUとCONVERSE
本ブログでDAIRIKUが登場するのは初めてなので簡単にご説明しておきます。
ダイリク(DAIRIKU)は、デザイナー・岡本大陸が手がける日本のファッションブランド。ダイリクのアイテムは、デザイナーの岡本自身が経験した思い出や映画を着想源に、象徴的な空気感、イメージをディテールからスタイル全体にまで落とし込んだデザインが特徴的。アメカジをベースに、独自のシルエットや配色、プリント、刺繍などのディテールをプラスしている。(FP)
私自身も当ブランドを数点所有していますが、どれも若干癖のあるデザインが他に無く、ドメスティックブランドとして一つ地位を確立しているように感じます。
上記の通り、"映画"をモチーフ、あるいは着想しているであろう服が多く、ダイリクの特徴の一つと言えるでしょう。
そんなブランドが手掛けたのはシンプルなオールスター。
しかしながら、うまくダイリクらしさが出ているデザインだと感じました。
デザインテーマは名作映画"ファイトクラブ"。
レビュー
レビューに移ります。
まずは全体。
色々目につく箇所はありますが、まず目を引くのがトゥのヒールパッチと背面のシューレースでしょう。
これは前述の映画"ファイトクラブ"から着想されています。
ネタバレとなってしまうので詳しくは書けないのですが、本映画では"二面性"がストーリーに関わっており、それを表現したデザインとなっています。
ヒールには"U.S. ORIGINATOR"の刻印。
U.S. ORIGINATORといえばコンバースジャパンから展開されるヴィンテージテイストのラインで、その外観や履き心地において、インラインモデルとの差別化がされています。
両足のトウキャップには落書き風のプリントが。
刻印の入ったオリジナルのデュブレがシューレースに取り付けられています。
U.S. ORIGINATORということもあり、ソールは真っ白ではなく、やや日焼けしたような黄ばんだ色合い。
それに合うようにシューレースも生成色です。
新品のスニーカーの真っ白感が苦手な私にとって、非常に嬉しい点です。
インソールも洒落てますね。
"with Love toh the Movie(映画に愛を込めて)"といった手書き風メッセージも当ブランドらしくて素敵なポイントだと思います。
ソール底面は目の覚めるような青。
足を組んだりしたときに見えるとテンションが上がりそうな発色です。
価格
定価は19,800円(税込)。
いまやコンバースオールスターといえど色々なモデルがリリースされていますが、大定番のキャンバス地ハイカットでいえば、インラインモデル定価は6,000円程度です。
それを聞くとやや割高に思えますが、こちらは"U.S. ORIGINATOR"ですし、このデザイン/加工であればこの価格は納得できます。
むしろ2万円を切ると安く感じてしまいますね、、、
サイズ感/フィット感
"U.S. ORIGINATOR"なので、インラインのものよりは履き心地は断然良いです。
ただ、個人的にはアディクトやCT70よりはやや劣る印象もありますし、私はインソールを入れて履きます。
コンバースやバンズのローテクスニーカーは大好きなのですが、インラインのものは履き心地だけが欠点なので、本モデルはこういった履き心地が改善されているモデルが採用されているのはありがたいです。
総評
ダイリク x コンバースのオールスターについてレビューしました。
デザイン自体は定番のオールスターから逸脱していないにも関わらず、しっかりとダイリクの個性が光る、唯一無二のオールスターだと思います。
オールスターとのコラボは過去にも数多ありますが、意外とオールスターの原型・良さを留めていなかったり、あるいはインラインとほぼ変わらないようなデザインであることも多いので、その点では個人的に"丁度良い個性"だと思います。
ダイリクらしい"映画モチーフ"という点も感じられますし、価格も2万円を切り、比較的手に入れやすい価格。
無論私がオールスター推しであることも一因でしょうが、基本的にこのスニーカーに関しては文句なしの評価点を与えてよい逸品だと考えています。
オススメです。