普段はあまりインポートブランドは着ない・買わない私ですが、2024年末~2025年始にかけていくつかインポートを購入しました。
そのうちの一つが、本記事で紹介するBODE(ボーディ)のアイテムです。
当該ブランドについては以下で簡単に解説しています。
(余談)BODEの魅力と本アイテムを選んだ背景
上記記事にて魅力を解説してはいますが、改めてその魅力を語りながら、本アイテムを選んだ背景についてもまとめていきたいと思います。
BODEというブランド自体、そこまで国内での知名度は高くなく、さらには取扱店舗も少ないので、知らない方も多いかとは思います。
一方で、2024年にNikeとコラボしスニーカーやウェアをリリースしたことで、ある程度知名度も出たかとは思います。
とはいえ、そのブランドコラボ以降名前を聞くこともあまりなく、そもそも着ている人もあまり見かけないので、一過性だった感は否めません。
BODEの魅力はなんといってもドメスティックブランドではあまり見かけない「個性」にあると思っています。
この個性はデザインはもちろんのこと、生地や色使い、ステッチその他多岐にわたります。
例えば以下のような総柄は特徴の一つだと言えるでしょう。
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あとは以下のようなメッシュ・クロシェ系、フリンジ系も挙げられますね。
これなんかも素敵です。
Wales Bonner(ウェールズボナー)もそうですが、女性デザイナーが作るメンズ服は非常に個性的ですね。
さて、そんな個性的な服が多いBODEですが、私が今回購入したのは、その中ではドシンプルともいえる長袖ポロシャツです。

なんでこれを選んだかと言えば、自身のワードローブにこういったテイストのアイテムが少ないからです。
長袖のシャツやポロカラーシャツは当然持っていますが、特にこういったデザイン入りのものはほぼありません。
また、後ほどレビューにて詳細を書きますが、これは1940年代のニットポロから着想を得たモデルらしく、古着っぽいテイストも自身の好みに刺さりました。
当然、古着でこの手の服を買おうと思ったら、サイズが極端に大きいか小さいか、そしてシルエットも独特なモノが多くなってしまいます。
素材においても、ウールであればゴワゴワ感はあるでしょうし、ケアにも気を遣います。
その点こちらはコットンなのでその点の心配は無用。
基本的にブランド名が入った服は好きではないのですが、"BODE"くらいニッチなブランドであればアリですし、この刺繡のテイストも、デザインに良くマッチしていると思います。
総じて、このクラシックなテイストを現代的に着られるという点、そして国内ブランドではあまり見かけないデザインという点で購入に至りました。
レビュー
ある程度この服について語ってしまったのであまり書くこともないですがレビューしていきます。
まずはフロント。

当たり前ですがデザイン自体はシンプルというかオーソドックスです。
とはいえネイビーに白が映えますし、どことなくフレンチテイスト、そしてどことなくダサさも感じる、私好みのバランスです。
昨今人気のドメスティックブランドでは無地が多く、それでいてどうしても小綺麗にまとめてしまっているので(その方が万人に受けるので当たり前ですが)、こういったアイテムはかなり新鮮です。
デザイン自体は比較的シンプルながら、非常に雰囲気を感じるのは襟袖のラインであったり、フロントの刺繍のお陰でしょう。

昨今はとにかくベーシックなファッションが流行り、無地アイテムが重宝されていますが、こちらは英字デザイン入り。
英字デザインなんて、下手すればダサいor子供っぽいテイストになりそうなものですが、こちらはそういった雰囲気にはなっていないと個人的には思います。
やはり1940年代をモチーフにしたクラシカルな字体、そして何よりそれがプリントではなく刺繍であることが大きいかと思います。
もしフロントのデザインが刺繍ではなくプリントであれば、ここまでの雰囲気は出ないでしょうし十中八九買っていません。
そして、ポロシャツとはいえど、フロントがボタンではなくジップである点も見逃せないポイント。
これがもしボタンであれば、LACASOTE(ラコステ)やFRED PERRY(フレッドペリー)にありそうなヨーロッパ臭の強い長袖ポロになっていたことでしょう。
ジップなので中にシャツレイヤードしてもボタンがうるさくならないのはありがたいです。

何より、やっぱりこのネイビーボディにホワイトのラインが、クラシカルな表情をさらに格上げしていますね。
前述の通り素材はコットン100なので、ケアが楽かつガンガン着られるのも個人的には嬉しいポイントです。
綿100でもウールっぽい仕上げのモノもありますが、こちらはコットンのザラツキを感じるタイプで、まさにデザインにマッチしてるかなと。
経年により色が褪せたり、ボディがくたびれてきたら、むしろこのクラシックなデザインに合うのでは?なんて考えも持っています。
ボロボロになった姿も見てみたいですね。
サイズ感とカラー展開
サイズ展開は、公式によればXXS~XXLかと思いますが、大体のショップはS~XL程度の展開だと思います。
冒頭のモデルの写真の通り、昨今流行りの肩が落ちるようなビッグシルエットではないすし、そしてあまりルーズに着るのもちょっとイメージと違うかなと思ったので、Mサイズを選んでいます。(170cmにてややゆったり程度)
私としてはこのネイビー一択だったのですが、どうやらイエローもあったようです。

ネイビーの方が好きですが、イエローも全然アリですね。
淡いイエローはよく見かけますが、こういったパキッとしたカラーは案外どこのブランドでも展開が少ないと思います。
フロントの刺繍も相まって、インナーでも物凄く映えそうな印象。
価格
海外定価は690ドル、日本円だと約12万円(税込)です。
正直高いとは思います、、、
ただ、BODEは全体的に高いので、このアイテムだけが高いというわけでもないですね。
コットンでこの値段か、、、という気持ちもありましたが、むしろコットンでガンガン着られる点と、ネイビーという使いまわしが効くカラー、そして経年による退色も楽しみではあるので、それらを踏まえ購入に至りました。
※買ってからすでに数回着ていますが、この価格でも買ってよかったと思えるほど素晴らしいアイテムでした、、、
総評
インポートブランドであるBODE(ボーディ)について、Club Long-Sleeved Poloを購入したレビューでした。
普段インポートは買わず、買うにしてもいわゆるラグジュアリーブランドにあるようなモード感の強い服は一切買わない私ですが、今回はBODEのアイテムが持つクラシカルな雰囲気にやられました。
高い古着にありそうなデザインと刺繍の雰囲気、そしてフロントのジップ仕様。
自分のクローゼットには無いテイストのアイテムだったので、値段はやや張りましたが購入に至りました。
満足度は極めて高いです。
やっぱりBODEの服は個性があって好きだなと改めて認識したので、今後も機会があれば購入したいと思います。



