"いつか良いモノを買おう"と思いながら、結局毎シーズン買うことが無かったカシミヤニット。
今季、ようやく手に入れたので簡単にレビューをしていきたいと思います。
なお、表題にある通り"カシミヤ購入記シリーズ"として、数記事に分け話題を変えながらまとめていきたいと思います。
本記事は第一弾です。
AURALEE BABY CASHMERE KNIT CARDIGAN
早速ですが購入したアイテムの紹介を。
本ブログではおなじみのブランド"オーラリー"のカシミヤカーディガンです。
※オーラリーの他アイテムレビュー/その他記事は以下カテゴリからご参照下さい。
公式サイトの紹介文を見てみましょう。
モンゴルの大自然で育まれた希少なベビーカシミヤの毛を100%使用し、極上のニットを編み立てました。この素材は世界でも極めて限られた量しか存在せず、とても稀少なものです。原料そのものが持つ柔らかさ、ぬめり感、光沢感が加工では出せない特徴です。
TOP BLACKとPURPLEは風合いを損なわないよう、原糸を低温でじっくりと時間をかけて染め、自然乾燥させています。NATURAL BROWNは、無染色の原毛そのものの色味です。(AURALEE)
使われているのはベビーカシミヤ。
カシミヤの中でも特に風合いや肌触りが良く、その希少価値は高いとされています。
そんな良い生地を贅沢に100%使っているため、まぁ触り心地の良さは言うまでもありありませんね。
カラー展開と選択
こちらのアイテムはブラック/ブラウン/パープルの3色展開です。
私が選んだのはパープル。
なんとなく、カシミヤと言えばブラウン/ベージュ/ナチュラルといった柔らかい色味を想像しがちで、まさに私もそのイメージは持っていました。
あるいはブラックも定番人気ですね。
私も当初、そういったカラーを選択するつもりでいましたが、実物のパープルを見て心が揺らぎました。
そもそもオーラリーはこういった原色が良いんですよね。
今季のブルーのネルシャツや数シーズン前のグリーンのツイードシャツみたいに、パキッとした原色使いが上手いイメージです。
パープル自体、オーラリーのあらゆるアイテムで使われていますし、今回のこのカーディガンの色味も申し分なし。
"柔らかい雰囲気のベビーカシミヤで、ちょっと尖ったパープルは面白いかも?"といった理由から、このカラーを選びました。
サイズ感
購入したサイズは4です。
シャツ、パンツは大き目な印象があるオーラリーですが、ニット類は意外とジャストサイズであることが多いイメージで(勝手な印象です)、普段は3ですがこちらは4にしています。
着丈短めで、全体的にゆとりがあるサイズ感ですが、ビッグシルエットというほどではなく、ほどよいゆとりといったところ。
価格
定価は81,400円(税込)。
ベビーカシミヤとはいえ中々お高いですね、、、
ただし、最近はウールのアイテムも安くありません。
さらにウールと比べカシミヤは伸び縮みを含めた経年による劣化が比較的しにくいとされているため、(ケアに気を付ける必要はありますが)長持ちすると考えています。
保温性/着心地は言うまでもなくカシミヤなので、普段着として今後を見据えても着用頻度が高まっていくのはカシミヤでは?と思っている為、案外コスパは良いのではないかと思っています。
レビュー
外観に特徴のあるアイテムでもないですし、大してレビューすることもないので、写真を数枚だけ載せておきます。
カシミヤなのでデザインがどうだとかそういった話ではなく、"見た目シンプル、着心地最高"といった類のソレです。
ウールと違い、肌に触れても不快感が無いので、インナーが肌着のような軽装で良いのがありがたいポイントですね。
むしろ肌着のような薄手の方が最もこの素材の良さを体感できそうです。
秋冬はガンガン着ることでしょう。
コーディネートがダークトーンになりがちなので、こういった色味のニットは重宝しそうですね。
個人的コーディネートイメージ
個人的なコーディネートイメージですが、この色味を活かしつつ、シンプルにモノトーンと合わせていくと思います。
しかしながら、無地x無地はつまらないので、インナーがTシャツでも何らかのプリントは欲しいところ。
手持ちだとOld StussyのプリントTあたりが合いそうだと思っています。
シンプルに白を合わせつつも、プリントでワンポイント。
※プリントがダサいのもある意味ポイントです。
他には、このパープルという毒々しい色味に負けない、総柄なんてのも意外とアリだと思っています。
例えばEngineerd GarmentsのLoiter Jacketとか。
いわゆるシャツジャケットの形なので、インナーにも使えます。
パープルxペイズリー、良いですね。
総評
オーラリーのベビーカシミヤカーディガンについてレビューしました。
カシミヤの中でも希少価値が高いとされるベビーカシミヤが使われていることで、見た目からもその素材の良さが分かりますし、触ればもう極上の触り心地です。
オーラリーらしいこのパープルの発色も良く、カシミヤの出番が増える秋冬には、1枚でも挿し色としても使える優秀なアイテムになると考えています。
素材が素材なので定価が税込8万円と高く、万人にお勧めできるかといえばそうではないのですが、ウールに比べて劣化しにくく、あるいは劣化してもそれが味にもなりそうなので、長い付き合いだと考えれば、買って損は無いかと思います。
※カシミヤ購入記②では別ブランドのカシミヤアイテムのレビューを行います。