本記事で紹介するブランドはBODE(ボーディ)。
私自身、あまりインポートブランドには興味が無いのですが、ラグジュアリーなものは好きではなくても、一部好きなブランドもあります。
その中の一つがBODEです。
BODEとは
まずはBODEというブランドの基礎について。
BODEは女性デザイナーであるEmily Adams Bode Aujla(エミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ)によって2016年に設立されたブランドです。
エミリー自身がアメリカ出身ということで、当ブランドの拠点もニューヨークです。
エミリーは1989年に生まれ、パーソンズ美術大学で服飾を、リベラルアーツカレッジでは哲学を学びました。
2013年、それぞれ学位を取得し、以後2016年のBODEデビューに至ります。

BODEの歴史
2016年、1stコレクションが発表されました。
ヴィンテージウェア、アンティーク生地等を使用したこのコレクションは、アメリカのメンズファッションに大きなインパクトを与えました。
現在でもBODEの服によく見られるこの独創的なテキスタイルの使用が、このブランドの大きな特徴と言えるでしょう。
しかしながら、この「インパクト」は全てがポジティブな意味ではなく、ファッション業界においては否定的な意見も見られたそうです。
ヴィンテージ生地のみの使用、そして当時のメンズトレンドに反したようなコレクションは、賛否両論あったと言われています。
しかしながら、2017年2月、エミリーは女性デザイナーとして初めてNYFW(ニューヨーク・ファッション・ウィーク)でショーを行い、その地位を確たるものに。
2018年にはCFDA/ヴォーグ・ファッション・ファンドで準優勝、2019年にはCFDAアワードでエマージング・デザイナー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得し、2019年と2020年にはそれぞれLVMH賞とウールマーク賞のファイナリストとなりました。
服の特徴
前述の「賛否両論」の通り、BODEの服には個性的な特徴が色々あります。
1.特徴的なテキスタイル
前述の通り、BODEは、ヴィンテージの生地を多用し、伝統的なアメリカン・ワークウェアからインスピレーションを得ることが多いと言われています。
インポートといえば小綺麗な高級生地を使うブランドが多い中、こういった独自のテキスタイルを使用することは当ブランドの大きな特徴の一つです。

2. ハンドメイド作法
前述の特徴的なテキスタイルに加え、ハンドペイントやアップリケ、刺繍、パッチワーク等のハンドメイドによるデザインが加えられているアイテムが多いことも特徴ですね。
BODE自体、アップサイクル(古いものに手を加え新たな価値を付与)を掲げており、こういった技法を使用することで、古い素材を再利用し、服として新たな命を宿しています。

3. 一点もの
BODEの服の中には、素材の性質上、一点ものであったり、あるいは極少量生産である場合も少なくありません。
デビューコレクションは全て一点ものだった一方で、現在は一点物はかなり少なくなってきているそうですが、それでも他ブランドに比べれば多いでしょう。
この特別感がブランドの魅力を高め、各アイテムのユニークさを強調しているポイントだと言えるかと思います。

4.個性的なデザイン
特徴的なテキスタイルに加え、デザイン自体にも特徴があるアイテムが多いです。
BODEはメンズウェアですが、前述の通りフェミニンな刺繍であったり、花柄であったり、あるいはレース生地であったり、どこか女性的な要素が上手くミックスされています。
また、様々なパターン、テクスチャー、カラーをミックスすることが多く、結果として折衷的な印象のアイテムも多いです。

ブランドコラボレーション
2024年にはNike(ナイキ)とコラボし、ウェア、スニーカーをリリースしました。
いずれもBODEらしいデザインが取り込まれた、魅力的なアイテムが多数発売されました。
まとめ
簡単ではありますがBODEについてまとめました。
BODEは女性デザイナーが作るメンズウェアというのが非常に良く体現されているアイテムが多いと感じます。
特徴的なテキスタイル+個性的なデザインとなっているアイテムが魅力的です。
テキスタイルに関しては、BODE立ち上げ以前にエミリーが働いていた職場で、生地の大量廃棄が日常的に行われており、それに衝撃を受け、古い生地に着目するようになったと言われています。
結果として、この背景が今のBODEを作り上げることになりました。
個性的なアイテムが多いですが、こういった服が好きな方是非いかがでしょうか。



